学位論文は10000時間で書ける?

少し古いネタのようですが、気になったので記憶に残すためにも書きます。

あなたも「天才」になれる? 10000 時間積み上げの法則

人より恵まれた天才的な才能を発揮する人にとっては、努力なんて必要のないことなのでしょうか? あるいは、努力によって何事もカバーできるものなのでしょうか?その疑問への答えは「10000 時間」かもしれません。
伝説的なプログラマーのビル・ジョイのような人や、ビル・ゲイツや、ビートルズのようなバンドの成功も、「10000時間の努力」と、いくつかのタイミングが支配しているのだそうです。

研究テーマに置き換えると、1日8時間として(大学の先生方は少ないかもしれませんが)、300日で2400時間ですか。丸4年を費やさないと目標を達成出来ないということでしょうか。例えば学位論文テーマですと博士課程は3年間ですから、1年3333時間、概ね1日10~11時間となります・・・。これはzoobioの実体験や周辺の研究者を見ても妥当な数字と思います。

有名な成功者は、こうした 10000 時間の積み上げに、「偶然のタイミング」が重なることで現れているのだと著者は指摘しています。たとえば、ビル・ゲイツは数年早く生まれたとしても、遅れて生まれたとしても、PC 革命の最中に一旗上げる青年実業家にはならなかったでしょう。「時代の呼び声」があった時に、ちょうど 10000 時間の積み上げを完了していて、その呼び声に答えられた人、それが「時代の寵児」なのだというわけです。

10000時間を積み上げるために3~5年ですから、それを見据えた時代の先見性視野の広さが必要です。このことは恩師からよくよく教えを説いて頂いていましたが、zoobioは未だにその能力を持ち合わせることが出来ていないように思います。1つの能力を養うことにも10000時間必要かもしれません。

私は将来も文章を書く仕事をいろいろしてみたいという希望をもっていますので、どんな形でもいいので文章を書く習慣の一環としてこのブログを書いています。「今」を充実させつつ「将来」の才能を開拓できないかと自分を実験台にしているところなのです。

そうですか。研究をサボり息抜きのためにブログを書いているようじゃダメなんでしょうね。そうか、zoobioもブログを1日8時間がんばれば4年後には立派なブロガーになれるんですね。

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