英語キャッチコピーのおもしろさ

海の研究からは少し離れて、キャッチコピーに関する本を紹介します。

英語キャッチコピーのおもしろさ
英語キャッチコピーのおもしろさ

1 聖書・文学作品・映画・歌(旧約聖書―光あれ新約聖書―3人の賢者 ほか)
2 異義・造語・音の利用(二重の意味(お客様はいつも正しい、階級闘争、ロンドンには何でも、チェック友達、マデイラで目玉焼き)
類語(第1位、競争相手、オールド・ファッション) ほか)
3 比喩・慣用表現・ことわざ・故事(比喩(鳥のように自由、鳥のように自由な料金、大きなおなか)
慣用表現(変化を続けよう、仕事を大事に、ごゆっくり) ほか)
4 遊び・さまざまな表現法・色・その他(遊び(すごろく、どれにしようか、トントン)
早口ことば―セイシェルの貝殻 ほか)

ご存知のとおりキャッチコピーとは、商品や映画などの告知広告で使われる文句や文章のことです。数文字のものから何十行に渡るものまで、その長さに決まりは無く様々です。

なぜこの本を紹介するかというと、研究を紹介するときに注目されるタイトルや文句をつける必要があるからです。特にポスター発表や口頭発表では、嘘や大げさなものは駄目ですが、目に留まるようなタイトルやフレーズをつけるべきだと考えています。

そんなキャッチフレーズ力を養うために役立つ本で、新聞や広告から100点を抜粋して、その意味と英語ならではの言い回しを解説しています。実は著者である青木茂芳教授の講義を受けた時がありますが、非常にユーモアに溢れた、こよなく英語を愛する先生という印象を持っています。もちろんこの本にはそのことが滲み出ていまして、解説を読みながら関心する一方で、にやにやも出来る一冊です。キャッチコピーにかかわることの無い方でも、楽しめる本だと思います。

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