伯父さん伯母さんに学ぶ

3時のコーヒーンを飲みながら頭転換中のzoobioです、こんにちは。今日はふと気になった記事を紹介したいと思います。

叔父さんはどこだ – 新誠一の「言いたい放題」 – Tech-On!

私の両親は共に5人兄弟の次男と次女である。だから,多数の伯父,伯母,叔父,叔母がいらっしゃる。既に他界された方もいるが,成長期に大変お世話になった。このコラムを借りて御礼申し上げる。
そんな叔父,叔母が盆,暮れに集まる。中には外車で来る怪しい叔父もいれば,都会の流行を振りまく叔母もいる。本家の子供も叔父・叔母の子供も,そこはワンダーワールド。人生を学ぶ場である。堅い職業以外に,好きな職業,怪しい職業の見本市。人生の学びの場であった。

 zoobioの父は7人兄弟の下から2番目で、叔父、伯父、伯母がたくさんいます。また父兄弟は年が離れているために、従兄弟もzoobioより1周り以上年が離れていまして、父方の親戚の中での子世代では、若造の一人という位置づけです。また親戚を見わたすと、農業、印刷業、大手サラリーマン、看護士などに加えて、同業?にあたる大学教員の従兄弟もいます。こうやって並べてみると多様な職業で構成されていることがよく分かります。 

技術者の子供が技術者にならなくなってきた。親が勧めないこともあるだろう。親が勧めても子供は従わない。利害抜きで,技術屋の面白さを語る鉄道屋も電話屋も周りにいない。もちろん,工学部の先生は高校に勧誘に走る。出前授業にも取り組む。しかし,そこに生徒さんは大学の保身を微妙に感じ取る。

よく知っている私立大学の先生も高校での出前授業に取り組んでおられますが、そこでの学生さん達は微妙どころか学生獲得に来ているものだと重々分かっていると思います。その中でも学問の面白さを伝え大学の魅力をアピールするものだと思いますが。それでも少子化により分母が小さくなっている現状では、成果として上がらないのでしょうね。(話がそれました)

事は大学だけではない。職場も同じである。リストラが進んだ職場は上司と部下の一対一の関係だけ。叔父さんがいない。えらい,伯父さんはいらない。利害関係抜きに,自分の目線で離してくれる叔父さんが欲しい。上司の注意は保身。叔父さんの注意には愛を感じる。

少子化で肉親の叔父さん,叔母さんがいない。いても,遠方にいて会わない。既に,叔父さん・叔母さん関係は壊滅している。システム工学研究者としては,社会で,職場で,家庭で,叔父さん,叔母さんの役割を意識して果たす仕組みを用意しなければいけない。まずは,呼びかけから始めよう。皆さんの叔父さん叔母さん。皆さんの子供の叔父さん,叔母さん。皆さんの部下の叔父さん,叔母さんはどこですか?

最近では、親戚がどこにいてどんな仕事をしてるとか知らない人が多いように思います。昔みたいにお盆と正月に、親戚一同が本家に集まるといった行事もなくなりつつあるようです。実際にzoobioも実家と妻の実家には毎年帰るようにしていますが、父の里には結婚時以来ご無沙汰です。幼いころは、両親に連れられて、見覚えの無いおっちゃんおばちゃんとよく話したことを覚えています。もちろん親戚であることは認識していましたが。大きくなったら何になりたい?、今何の勉強しよん?と聞かれて幼いながらも将来のことを考えたり、おっちゃんは何の仕事しよん?などと質問したりなんかして、結局身近な人の人生を参考にしてたんでしょうね。来年こそは時間を作って会いにいかないとなーと考えるzoobioでした。

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