博士は清掃作業員の採用試験に受からない
前回のブログでは、職場の未来が無いことを痛感させられて・・・と書きました。
任期付雇用の若手研究者は、最近のニュースでよく見かける派遣社員の実態を背に受けながら、ひょっとしたら自分の行く末も同じじゃないのか?ということが脳裏に過ぎりつつも、生き残るために必死で取り組んでいるものと思います。
いやいや、俺には関係ないぜ!と業績に胸を張れる立派な方々もたくさんおられるでしょう。
理系白書’09:挑戦のとき/1 次代を築く、若手研究者たち
30代40代の若手研究者が紹介されていますが、本当に立派な方々なんでしょうね。
ただ、生き残れなかった若手研究者は、他の道を探すしかありません。
勝ち組、負け組という言葉は大嫌いですが、報われない研究者はたくさんいます。
博士号をもつ科学者、清掃作業員の採用試験に不合格
景気が低迷している韓国でのニュースですが、自分もこの先こうなるんじゃないかと考えてしまうものです。
さらに、若手研究者の自ら命を絶つ方々がたくさんいることも脳裏を過ぎります。
殺人:45歳中大教授刺され死亡 理工学部のトイレで
また大学の研究者は学生との関係も大きな課題であることに違いありません。
おっと、暗い話題ばかりでごめんなさい。大好きな研究を続けるために、今は必死で努力するだけっていうことは、重々わかっているつもりなのです。ただ行き詰った時にはブログで息抜きしましょう。