クローリングしてる暇があるなら…論文かいたら?

寒気によってキーボードが上手く打てなくなっています。
おはようございます、zoobioです。

見切り発車した学会発表もいよいよ要旨締め切りが迫り、妙に落ち着いてきました
もちろん諦めたわけでも見切ったわけでもないですよ。
毎度なんですが、最後の最後に自然と肩の力が抜けて冷静になるんです。
ただ、後で本当に冷静な時に見直すと・・・。
 

さて、発表準備をしなくちゃいけないので、記事を書きます。 

クローリングしてる暇があるなら…論文かいたら?

研究者はEDGE Datasetsによって容易に研究用集計や加工ができ、レコメンデーションやデータマイニングの研究に活かすことができるという。研究機関や大学、大手通信企業などでソーシャルブックマークの研究が進む中、研究には事業者サイトを巡回してクロールする必要があった。同社は研究者らをサポートするためEDGE Datasetsを行うことにした。

民間企業と関わるのは、共同研究やプロジェクトの場合がほとんどですが、zoobioの経験ですと、生のデータを提供して頂けるのは、極々わずかです。また加工されたデータを頂いた場合は、分母が見えてこない場合が多いので、研究成果もあやふやになることもあります。このライブドアの取り組みは、民間企業から生データを研究者へ、また研究成果を研究者から民間企業へという循環の中で、民間企業にとっても業界にとっても良い試みであると思います。ただこの広告記事は・・・ね?

日本固有種のニホンイシガメ生態調査・1日ボランティア募集中

―イシガメの調査を通じて、身近な自然について学んでみませんか―
ニホンイシガメは、日本に広く分布し、かつては屋台で「ゼニガメ」として売られるなど、一般にも親しまれてきました。しかし、ニホンイシガメが生息・産卵に利用する河川の土手や川底の横穴は、人工護岸の増加で消失しつつあり、その生息数は減少傾向にあると考えられています。現在では、環境省の「レッドリスト」(絶滅のおそれのある種リスト)にも加わっています。

現地生物調査は、膨大な時間と労力を必要とします。ただし、時々刻々と季節に伴う環境変化が生じていますので、いかに短期間で調査が行えるかがポイントとなります。にも関わらず研究者のみ(少人数)の調査になりますと、仕事量が小さいために時間を掛けざるおえません。最近では、NPOを代表とする環境団体を中心に、大規模な調査の事例を見掛けることが多くなりました。こうした取り組みを長期的に継続出来るシステムを作り上げることが研究者の役目かもしれません。

マダラ久々の豊漁 むつ脇野沢

脇野沢村漁協と県水産総合研究センターが協力して行っている標識魚の放流でも、今年は四-五歳魚とみられる数匹が網にかかった。数年ぶりの標識魚捕獲に、関係者は「回帰率を知り、今後を予測する貴重なデータ」と喜ぶ。同漁協の立石政男組合長は「地道に資源保護に取り組んできたことが無駄になっていない。昔のようにうんと増えなくても、せめて横ばいを維持できれば」と力を込めた。

漁業に関連する分野では、比較的民間と研究機関が近いように感じます。また長期的なデータを積み上げていますし、一般にも公開されているものが多いです。その訳は、当たり前ですが漁業そのものが生活に密着していますし、そのための県水産試験場(水産研究センター)ですから、一般生物の環境調査とは質量ともに規模が違います。そうした中で、漁業のシステムを例にして新しいシステムを考えていくのも面白いかもしれません。

おっと、時間が無くなりました、発表準備をします、zoobioでした。

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