海と陸との環境共生学

ようやく体調がよくなりつつあります。

こんにちは、zoobioです。

今回紹介するのは、表題のとおり環境と共生する、環境とどう向き合っていくかについて述べられた本です。

海と陸との環境共生学
海と陸との環境共生学

第1部 海陸一体都市へのアプローチ(新しい都市づくりに向けて
             海陸一体都市づくりの方向―大阪湾沿岸域をモデルとして考える)
第2部 海陸一体都市づくりに向けたケーススタディ(ケーススタディ地域の選定と地域環境の現状
              人と海との関わり回復の必要性と可能性
              人と海との関わり回復に向けた海域環境修復技術と展望
              陸域環境の改善の方向と望まれるエネルギーシステム)
第3部 海陸一体都市の評価と21世紀都市づくりへの提言(海陸一体都市の評価と展望
             21世紀都市づくりへの提言)

 

人と海、人と陸また、海と陸、全て繋がった関係にあって、その中でどうやって共生していくかを論じたものです。

具体的には、循環型社会の形成の概念とそのための課題を提案し、その実現に向けた共生への理念とその方向性から議論が始まります。

そして、大阪湾をケーススタディとして、現実的な方法の提案とその検証について展開されています。

最後には、大都市近郊の陸から海、海から陸への循環の中での人の関わり方に加えて、自然共生型の都市づくりへの提言で締めくくられています。

環境に関する研究をされている方は是非読んでみてはどうでしょうか。

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