海洋(水域)のうつろ

普段、海に関する学術的な本ばかりで飽き飽きしていたところ、懐かしい技術名にブツカッタので購入してみました。

海洋(水域)のうつろ
海洋(水域)のうつろ

1 総則(「海洋のうつろ」の定義、「海洋のうつろ」の概要 ほか)
2 「海洋のうつろ」の機能(「海洋のうつろ」の水質浄化機能、「海洋のうつろ」による外水域の浄化機能 ほか)
3 「海洋のうつろ」の応用(「海洋のうつろ」の浮体構造物への応用、干潟への応用 ほか)
4 「海洋のうつろ」が実施に至らない問題点(「人工ラグーン」と「海洋のうつろ」の相違)
5 「海洋のうつろ」を利用した構想及び提言(「海洋のうつろ」の潮流発生装置を利用した治水と航路の維持浚渫構想、「海洋のうつろ」を利用した越前くらげ対策 ほか)

沿岸域の環境修復を目的とした技術開発が進められていまして、本書は先駆的な技術の一つを紹介したものです。特に知っている人には懐かしく感じるかもしれませんが、礫間接触酸化法という技術を応用した技術です。

ぱらぱらと本を読むと・・・。

パンフレットのような技術紹介が続き、科学的根拠は?知見は?といったところの記述があまりにも乏しいと感じました。購入前には、物質循環を中心に議論がなされているものだと思っていましたが ・・・。

ということで、著者の思想は十二分に伺えるので、興味のある方は買ってみてもよいかもしれません。

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